毎年1月の中旬くらいに「ガンカモ一斉調査」というものが実施されています。知っていましたか?
ガンカモ一斉調査とは
「ガンカモ一斉調査(正式名称:ガンカモ類の生息調査)」とは、生息環境や個体数を把握し保全や保護に活用するため、日本全国の湖沼や河川・海岸部などのハクチョウ・ガン・カモの分布を調査するものです。
実施しているのは環境省です。
ガンカモ類の生息調査 – 環境省自然環境局生物多様性センター
毎年結果が公開されており、表からどの都道府県でどの種が何羽居た…というところまで確認できます。

誰が調査してるの?
これ、誰が調査してるんですか…?
いやそう、今回の本題はここなんですよ。実施しているのはあくまで環境省なのですが、
毎年1月中旬に都道府県の協力を得て、過去の調査結果、鳥獣保護団体等からの情報に基づき、ガン・カモ・ハクチョウの原則としてすべての渡来地の中から調査地を定め、調査地ごとに調査員を配置して種ごとに個体数を調査し、環境省がとりまとめている。(引用:https://www.biodic.go.jp/gankamo/gankamo_top.html)
と書いてあるんです。
つまり、都道府県を経由して依頼が回っているようなのです。
Xとかで検索すると、「今年も依頼を受けて調査行ってきました!」などのポストもちらほら見受けられます。この方々は、一体何者なのでしょうか。多分、県から依頼を受けた施設や団体の方々なのでしょう。野鳥の会とか。
少なくとも県の職員さんではないと思います。ある程度は鳥の同定に関して明るい人じゃないとお話にならないので。
では、かなり鳥に精通した専門家・研究者の方に声がかかっているのかというと、別にそういうわけでもなさそうなのです。
実は2025年のガンカモ一斉調査速報値において、めちゃくちゃ珍しいとされてる”リュウキュウガモ”が青森県で80羽とかでカウントされていました。これは少しカモの生態に詳しければ、流石におかしいと感じられるカウント内容でした。(リュウキュウガモは日本国内では1羽見つかるだけでニュースになるくらいの希少種です。)
それだけでなく、同じような誤カウント濃厚なものがほかの県で見受けられたのです。あくまで速報値で最終結果では修正されていたようなのですが、それでもカウント段階では一度その判断をされて通っているということなので、調査している人も別にそこまで鳥に詳しいというわけではないのでしょう。
参加してみたいが…
そんなガンカモ一斉調査、一度参加してみたいと思っているのですが参加方法はさっぱりわかりません。そもそも、環境省のページには現時点で2026年の調査日程すら記載されていません。もう終わってるはずなのに。
野鳥の会に所属していれば何かしらの通知が来るかとも思っていましたが、一切音沙汰なし。三重県野鳥の会のホームページにも記載はありませんでした。三重県の委託先は野鳥の会ではないということなのでしょうか?それとも、野鳥の会の内々でカウントしているのでしょうか。
調べてみると日本野鳥の会もりおかのホームページには参加募集のお知らせが上がっており、見た感じそこまでハードル高い感じではなさそうなんですが、都道府県ごとに委託先なども変わってくることが予想されるためやっぱり詳細は不明です。
2026年度全国一斉ガンカモ調査(ガンカモ類の生息調査)の実施について – 日本野鳥の会もりおか
まだまだ新米ですが、少なくとも三重県で見られるガンカモ類についてはある程度カウント・同定できるだろうとは思っているので、見学からでも参加してみたいんですけどね…。大切な調査にそんな軽い感覚で来られてもっていう意見については、速報値のリュウキュウガモ80羽の件があるので、今回は一旦受けないことにしておきます。
せっかくやってるなら、間口広いほうがいいとは思うのですが…。来年の1月までに、一回問い合わせてみようかな。
